『星籠の海 上・下』二日かけてよみおわたー。おもしろかった!
島田せんせいの描く女性はやっぱりこのおはなしでもなんだかとてもぐろてすくだよなぁ。というか、思わず目をそらしたくなる人間の生々しい部分をみせる役割を、女性登場人物に与えてる率高い。展開がとんとととーん!と進んでいくので、最後は勢いで大団円的な空気になってるけど、あんまり救いのない話だと思う。歴史の大きな流れ的な広さと事件の舞台の地理的な広さ、ビジュアルの派手さ、何にせよ映像向きですな。ストーリーを追ってるときは夢中なのでそこまで頭が回らないけど、ふと時折訪れる御手洗さんと石岡くんのほんわかしたやり取りの場面では遠慮なく玉木ミタライと石岡こーちゃんで脳内再生させていただきました。えへへ。